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「可哀想に…怖かったでしょう。お華さんが気を失った後あなたの叫び声を聞いた斎藤さん達が助けに入ったんです。あの辺りで毎晩攘夷派の会合が開かれていると情報があったので、巡視を強めていたんです。斎藤さんがここまで運んでくれたんですよ。」
「斎藤さんが!?あんなにワタシの事嫌がっていたのに?」
ワタシの言葉に沖田は苦笑いをする
「ああいう人ですからね斎藤さんは。心配していても表情や言葉にださないんです。お華さんをここに連れて来た時も、良順先生も見たこともないくらいの血相だったそうです。」
「そうなんですか。で、沖田さんは何故ここに…?」
目を開けて沖田がいると分かった時から聞きたかった事
沖田がいる理由…知りたい
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