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診療所での仕事は楽しかった
誰かに必要とされる幸せ、生きている幸せを日々感じることができた
沖田はだいたい3日おきに顔をみせた
時々甘味をおみやげにのんびりとお茶をしていく事もある
「華さん!仕事探しの方はどうだ。とこかあてはあるのかい?」
患者が途切れたとき、ふいに良順が話しかけた
「それが…なかなかみつからなくて…。ご厄介でしょうがもうしばらかくお世話になります。」
「いや、後見人もなく仕事を探すのは大変だと思ってな。俺はここにいつまでいてもらってもいいんだがな。華さんが良ければどこか紹介してやるが…どうだ?」
「お気遣いありがとうございます。体の調子もだいぶ良いですし、先生のご紹介ならぜひお願いします。」
ここでの日々は楽しく幸せであったが、いつまでも厄介になるわけにいかないという気持ちもあり、良順の申し出を受けることにした
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