宿命

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通された席に向かい合って座る 沖田は店主と顔見知りのようで、何も注文していないのにお茶と団子が二人分出てきた 沖田は笑顔で団子を食べている 《沖田さん団子に夢中だけど…ワタシが向かいに居る事覚えているかな?》 「お華さんも団子どうぞ。ここのが一番おいしいんですよ。」 「はぁ、いただきます。」 ワタシが団子を食べ始めるのを確認して、沖田が話しかけた 「さて、どんな話でしょうか。」 「たいしたことないのですが…ただの愚痴、聞いていただけますか?」 「いくらでも聞きますよ。」 沖田の笑顔にやっぱり癒される
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