モンスターハンター４

プロローグ

「村長さん。お久しぶりです」　ジークは、にこりと笑って話し掛けた。今、ジークはバサルＳシリーズを防具として愛用していて、背中には太刀の鬼神斬破刀を鞘にしまっていた。
「聞いたよ～、君の大活躍。あの伝説の古龍ラオシャンロンを撃退したんだって？」
　村長は歩きながら、そんなことを話した。
「い、いえいえ。その成功があったのは、僕だけじゃなく師匠や他のハンターの活躍があったからですよ」
「いや～、それでも凄いことだよ、ジーク君。ところで、相談があるんだけど……」
　村にある、クエストの受注の傍ら酒場としても盛り上がっている「集会所」としての機能を持っている酒場へと行った時、村長が深刻な表情を見せて言った。