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私たちが初めて会ったのは学校。
教室でとなりになった時でした。
私の家と流君の家が近くにあったという事も、この時初めて知りました。
今まで、一度もはち合わせをした事がなかったのは、運命のイタズラだったのでしょうか。
その時の事は今でもよく覚えています。
流君は遅れて教室に入ってきて、私に向かって「よろしく」と言いましたね。
あの時のかがやいていた笑顔が、私の心に光を照らしてくれるきざしであったのでしょうか。
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