記念日そして命日

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ある墓標の前にたった。 花をかえ、水をかけ 線香をあげた。 「美樹…ごめんな。俺が…わるかったな」 おれは、涙をながし 崩れ落ちた。 「信治くん?」 後ろから、よばれた。 後ろを振り向き 「美樹?」 おれは言った。 おれは、涙を拭きよくみると 美樹の姉の由紀さんだった。 「久しぶりだね信治くん」 由紀は、線香をあげおわってから 言った。 おれは、「どうも」 一言言ってかえろうとした 「家こない」 由紀が、いった おれは、頷いた。
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