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俺は水晶玉に魔力を流し始めた。すると、水晶玉に変化があらわれた。
「なんだと!?」
「え!?」
「・・・なにこれ?」
水晶玉は右半分が純白、左半分が漆黒になっていた。
それを見た修二は手をアゴにあて何かをブツブツ言っており、楓は固まっていた。
「なあ親父、俺の属性は何なんだ?」
「あ、ああ。お前の属性は光と・・・闇だ。」
「へぇ。なんか二人共固まってたけど二属性って珍しいのか?」
「いや二属性は、そんなに珍しくはない。珍しいのはお前の属性だ。」
「属性って光と闇か?」
俺は意味が分からないといった感じで聞いた。
「そうだ。今まで光と闇、二つの属性をもつなんて事は有りえなかった。いや・・・あっては、いけなかった。」
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