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翌朝
『よいか
夕日が沈んでしまえば、お前は人魚に戻る
夕日が沈むまでに帰ってくるのだぞ。』
『はい。お父様』
王様は杖を取り出しエリーへ向けると、眩しい光を放ちました。
すると
エリーの尾びれはみるみるうちに人間の足に
そして
ふわりとした可愛らしいドレスと靴がエリーに着させられました
驚いたエリーは
『お父様これは…?』
『人間という生き物は、服というものを身にまとうのだ。
さぁ行くがいい。』
『はい。行って参ります。』
こうしてエリーは街に向かって歩き始めました。
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