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~シルヴァ~
『はぁ、今日は疲れましたね。』
自室に戻ったシルヴァは、ホッと一息つきました。
コンコン
『失礼いたします。シルヴァ様、王様がお呼びです。』
『わかった。』
メイドに言われた通り、シルヴァは王の謁見の間に向かいました。
コンコン
『失礼します。
シルヴァでございます。
王様お呼びでしょうか?』
『うむ。シルヴァよ今日お前が助けた娘はどのような者たったのだ?』
『はぁ。美しい女性でしたよ。透き通る真珠のような肌でどの女性よりも美しい方でしたよ。』
王様はハッと驚いた顔をし
『そうか…。』
と呟きました。
そして
『シルヴァよその娘を我の元へ連れてこい。』
シルヴァは王様の言葉に驚きました。
『その娘をですか?』
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