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~エリー~
日が高くなってきたころ、エリーは噴水のある公園に一人でいました。
『はぁ』
今朝の出来事からずっとエリーはため息ばかりしていました。
『シルヴァ様…』
爽やかな笑顔
低くて落ちつきのある声…
そう
エリーはあれからシルヴァの事ばかり考えていました。
『また会えないかしら。』
そしてまた『はぁ』っとため息をしました。
そのとき!!
『見つけたぞ!!
あの娘だ!!
捕まえろ!!』
するとたくさんの軍服の男達がその声を聞いて集まりだしました。
そして、エリー目掛けて集団で走って来ました。
『いやーーーー!!』
エリーは訳が分からずも走り出しました。
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