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馬車に揺られ、気分が悪くなりながらもエリーは宮殿に着きました。
『さぁ降りて』
シルヴァにそう言われてエリーは渋々馬車を降りました。
エリーの目の前には立派な宮殿がそびえていました。
呆然としているエリーに
『付いて来なさい。』
とシルヴァはエリーに優しく言いました。
エリーはシルヴァにドキッとして、顔を赤らめながらもシルヴァに付いて行きました。
そして
付いた先は
『ここは?』
とエリーは辺りを見回しました。
『ここは、浴場です。
王様に会われる前に体を洗い清めてもらいます。』
シルヴァは指をパチンと鳴らすと
メイド達が現れて
『お嬢様こちらへ』
『えっ?なに??ちょっと…!』
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