校長の趣味

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俺はいつも通りに学校に向かっている。     アニメみたいに、食パンくわえながら『遅刻遅刻ぅ』というベタ過ぎるのではない。   いたって普通。   でも角を曲がったら女の子にぶつかる展開は欲しいね。     でも不細工だったらどうしよう、下駄箱みたいな顔だったら・・・想像したら吹いた。   駄目だ腹が痛い。     下駄箱とぶつかったら多分俺は死ぬだろう。     そんな想像をしていたら学校に着いた。     1人でニヤけている。周りから見たら変態かもしれない。     顔を直すのは難しいんだ、初めて知った。
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