校長の趣味

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下駄箱だ・・・皆の靴を受け入れてくれる心の広い奴。   臭いのも我慢して、今じゃ古いけど告白の手助けもする良い奴。     『どうした?下駄箱なんか見つめて』   彼は坂本 悠介 サカモト ユウスケ 俺の友達だ。   顔はやたらと格好い。   なんか最高なのだ。     『いや何でもない』   俺達は教室に入りその最高な人と他愛も無い話をしていた。     《『×ゲーム』に参加する者至急職員室前集まるように》     その放送は突然だった。   『出動命令であります』坂本は軍隊っぽくビシッと言った。   『そうだな、今回のは何だろなぁ、疲れないのがいいな』   『前のは本当疲れたよな、俺あんなに走ったの初めてだわ』宙を見て坂本は呟いた。   『俺も・・・、行こうか』俺と坂本は一階に降りて行った。     もう少し坂本と話ししてたかったな。
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