鳥の血

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高らかに嗤う 泡沫の空見上げ   大衆有象のなれ果て   焼け爛れた太陽が見てる     空が割れて 痛みが降り注ぐ   あたしは今何処にいるの?   叫びは地に融ようと 二酸化炭素 吐き散らし 四肢にまとわりついた     あの空に還れたなら...   青い鳥の羽根を むしってみた   黒い鳥の 首をもいだ   白い鳥の瞳が 恐いから   紛い物でかくれんぼ     ほら 色は違っても同じでしょう?   身体中這うのは あたしの中の血管に 入ろうともがく鳥の声     幸せがただ欲しかった 見透かされるのが恐くて あたしは悪い子なのよ なんて偽った   平和なんて知らないから   白い鳥の瞳が ただただ気持ち悪くて   恐ろしくて...   同一になれれば 恐くないだなんて 思い込んだ     今日も泡沫に 空眺め嗤い続ける   翼のない何かが 逆さまにお空へ 飛んでった
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