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行政書士の先生。大家さんである。
日頃から、私の心配ごとをよく聞いてくれる強い味方だ。
津田さん、菅原さんを連れて「話したい」と訪ねれば、わざわざ時間も割いてくれた。
そして、話をする。
すると、なぜか菅原さんが身を乗り出して、自分の生い立ちや自慢話、生活の事などをおしゃべりを始めた…。
この人、何がしたくて、ここに来たんだろう?
おしゃべりをしたいの?
弁護士に相談したら、すごい超過料金になるだろうなぁ。
なんて、呑気なことを考えていた…。
津田さんは…と言えば、真面目に話をしている。
行政書士を否定して、弁護士を賛美していた人間とは思えない…。
不足分の給料をもらったら、この人たちから離れよう!
それまでに仕事を覚えよう。
本気で考えていた。
しかし、その不足分をめぐって、事件が起きるとは思ってなかった…。
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