入学式

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洸「だって、女の子みてぇ」 陸(みてぇじゃない。正真正銘の女だ!!) 洸「それに、"くん"なんか付けなくていいから。洸でいいよ」 笑顔でピースをする。 と、そこにチョークが飛んできた。 洸「いってぇー」 先生「そこ、ちゃんと話聞け」 洸「……はぁい」 体を前に向かせながら生返事をする。 そして、話が終わりみんなは定められた寮に帰る。 その寮は、組で分かれているため私が生活する寮は、5号館と書いてある建物なのだ。 そう、女とはいえ今は男(仮)だからみんなと一緒に生活をしなければいけない。 しかも、各部屋に2人ずつ。 が、私の部屋には幸い誰もいないため暫くは1人みたいだ。 私は、ベットに仰向けに横たわり天井を見ながら、これからの予想しきれない生活に不安と闘っていた。 陸(だああぁああ!!私の生活、これからどうなるんだ) と、頭をかかえる1日だった。
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