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ハルヒが目をさますと、そこはキョンの部屋だった。
「あれ?…私なんでこんな所に…しかもなによ!この拘束器具!気持ち悪いたりゃありゃしないわ!キョン!出てきなさいよ!」
キョンは出て来ない。 ハルヒは仕方がないのでキョンがくるまで待つ事にした。あれからどのくらいたっただろう?いつの間にか、ハルヒは寝てしまっていた。目をさます。目の前に笑っているキョンがいた。
「キョン!なんて事してんのよ!私を家に返して!」ハルヒはキョンにいった。
「帰す?おいおい…馬鹿な事言うなよ?ハルヒ。お前は俺のペットだ。」
反論しようとしたハルヒの脇腹を思いっきり蹴りあげた。
カハッ…うぅ…。ハルヒが苦痛のあまり呻く。
キョンは笑いながら聞いた。「大丈夫か?ハルヒ。痛かったか?俺に反抗するとこうなるんだ。分かったな。」ハルヒは言った。「なんでこんな事するのよ…!こんなのキョンじゃない!」
「俺は俺だよ。ハルヒが大好きだから捕まえたんだ。誰にも取られないように。」
ハルヒは絶句した。
キョンはハルヒの髪を掴んで壁にたたき付けた。「ハルヒ。逃げようとするなよ?俺はこんなにもハルヒが好きなんだから。」
悪夢の始まりだった。
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