苦痛

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次の日。ハルヒが目を覚ますと、目の前に出来たての炒飯と飲み物がおいてあった。「おはよう。ハルヒ。飯作ったぞ。食え。」キョンは微笑んでいる。ハルヒはキョンをシカトした。キョンが立ち上がる。そしてハルヒの顔面を思い切り殴った。あはぁ!ハルヒは悲痛な叫びをあげ激痛のあまり気を失ってしまった。     目を覚ますとナイフを持ったキョンがいた。「ひ…誰か助けて!」ハルヒは叫んだ。キョンは笑いながらハルヒに歩み寄る。そしてためらわずにハルヒの中指を切断した。「あぁああぁぁ!」ハルヒは泣き叫んだ。「私の指ぃ!指を返してよ!キョンもう止めてぇ!」 キョンは切断したハルヒの指をうっとり眺めた後、指を大事そうにポケットにしまった。「ハルヒ。お前の事大好きだから指を切ったんだ。分かるよな?」ハルヒは放心状態になっていた。「ゆび…ゆびを返して」キョンはナイフをハルヒの足に突き立てた。「痛いぃぃ!止めてぇ!なんでもするから!いうこと聞くからぁ!」キョンは突き刺したナイフを抜いて滴る血を舐めた。もはやハルヒには自我がなかった。
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