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北海道富良野は 年も明け…本格的な寒さを迎え様としていた。
静香は アイドル雑誌のペンフレンド募集コーナーに投稿して採用された。
TVドラマの 舞台にも なった事もあり 毎日 何百通の手紙が届いてた…
1日おきに旭川に透析に通っている。静香の母は稀に見る若い考えの母親で…
♪哀愁でいと♪を唄う 田原俊彦が好きで…
静香に来る手紙にも興味津津だった
父親は 仕事人間で 帰って来れば酒を飲み社会に家族に…もんくをいい続けるのが 日常…。
雑誌投稿のきっかけは 失恋で 友達の後押しも あり…
誰かいい男捕まえてやるくらいの気持ちだったので 毎日配達される 手紙の束に静香はうんざりしていた…
よろこんでいるのは 母親だけである…
『投稿なんてしなければよかった!としえの野郎…ただじゃおかないから…』と親友のとしえに八つ当たりするしかなかった。
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