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高校三年の夏が終わり、運動部を引退した私に
『文化祭までさ、天文部に入らない?お泊りでの合宿もあるしさ』
と、友達のマキが誘って来た
YESもNOも言わないうちに、顧問のところへ引っ張っていかれた
『センセ、ミエが入るって♪』
そこには今まで一度も面識のなかったタカハシ先生がいた
白衣を着た先生が振り向き立ち上がった
真っ黒に日に焼けた顔
180CMはあるだろう身長に
見合ったガタイ
体に合わない童顔
(こんな先生いたんだ)
まさか深く関わりあう事に
なるなんて
頭にこれっぽっちも
なかった
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