『小学生』

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僕の名前は『まさ』少し気は強い方だけど弱い一面もある普通の小学生・・・ 『まさ』はいつも笑顔を絶やさない人を笑わせるのが好きな男の子。少し口数の多い一面もあった。 ある日のことだった・・・ 何も変わらない日常で事件は起こった。 『まさ』 「その泣き方やめた方がいいよ。」 「また馬鹿にされるぞ。」 まさは友達の『ヤマ』にそう告げる 『ヤマ』 「別にどんな泣き方しようと僕の勝手じゃん」 『まさ』 「どんな泣き方しても勝手かも知れないけどイジメられる原因になるからやめた方がいいってことだよ。」 そう、『ヤマ』は涙を溜めるように上を向き目を開いたまま泣く特徴があり、同級生にそのことでイジメにあっていた。まさはそれを可哀相に思い、気にしてヤマに話をしたんだ。しかし、その気持ちも伝わらず『ヤマ』は『まさ』に 『ヤマ』 「お前も馬鹿にしてるんだろ。」 と話を進める。 『まさ』 「そんなつもりで言ったんじゃないよ」その言葉も虚しく『ヤマ』は怒り始めた・・・ 『ヤマ』は『まさ』の顔に拳で殴った。『まさ』 「なっ何するんだよ!」 『ヤマ』 「馬鹿するからだよ」 『まさ』は少し怒った 『まさ』 「そんなつもりで言ったんじゃないんだよ!」と言って殴り返してしまった。二人の口元は切れていた・・・その光景を見ていた先生が二人のもとに近づいてきた・・・ 『先生』 「何してるの!二人とも!ちょっときなさい」 そう言うと二人は保健室に連れていかれた。 『先生』 「何が原因なの!?こんな怪我して。」『まさ』 「ただ、ヤマがイジメられてるのが見ているのが嫌だっただけなんだ。だから その泣き方やめた方がいいって言っただけなんだ。なのに、ヤマは叩いてきたんだ。」 『先生』 「ヤマくん、イジメにあっているの?それで何で叩いたの?」 『ヤマ』 『えっ・・・イジメなんて受けていないよ』 『まさ』 「嘘つくなよ!ヤマはイジメられてるの言いたくないだけだよ。」 『先生』 「そうよ!ヤマくん話しなさい!悩んでることがあるなら先生が何とかしてあげるから」 『ヤマ』 「・・・・・・わかった」 と言うと今までのことを全て話をした。『先生』 「ヤマくん・・・ 我慢してきたんだね・・・辛かったね・・・話してくれてありがとうね。もう、大丈夫だから安心していいからね、先生がみんなに話してあげるから」 『ヤマ』 「はい・・・」 と言うとヤマは泣いていた・・・
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