1 始動!生徒会

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      「ハァ・・・2年D組、箕島茅。副会長。2年目だからわからない事とかあったら聞いてくれて構わないから」 「あ、はいっ」 隣に座る1年生の副会長、椚羽麻に向かっていう。 「次俺な。俺は鈴原昂、2-Cだ。ノート書記。誕生日は5月5日、プレゼントなら年中受け付けてるぜ」 「ばーか、誰がアンタなんかにあげるのよ・・・っと、あたしは2-Fの成ヶ沢琴波。黒板書記。よろしくね」 琴波は自己紹介しながらも昂と言い合いしてる。 「あ、気にしなくていいよ。この二人はいつもこうだから」 呆然と昂と琴波の言い合いに見入ってしまっている新入生に朱癸はニコニコと話しかける。 「じゃあ、次一年生いこっかぁ?」 にこーと笑って朱癸は羽麻を見つめる。      
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