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「私ら別に上下関係とか気にしないから、みんなが楽しくなれる生徒会を作っていこう?」
にこっとみんなに微笑む。
「っと、あと、ここにはいないけど、生徒会の顧問は私のクラスの担任で古典を教えてるスガ・・・・・スガ――」
「・・・・須釜雅士先生です」
思い出したようにいうが名前が出てこなく、茅が呆れて言葉を発する。
「そうそう、須釜雅士先生。通称スガマサだよ。今度来たときに改めて紹介してもらうよ。茅に」
「ご自分でしてくださいっ!」
茅の激しいつっ込みにどっと笑いがこみ上げる。
「うん。これが私の望む生徒会だ」
満足そうに微笑む朱癸の横で茅もそっと微笑んだ。
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