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「昂ッ!あんた、字汚いんだからもっと綺麗に書く努力をしろっていつも言ってんでしょ!」
バンっと琴波が机を叩く。
「るっせぇなぁ・・・俺が読めればいいじゃねぇか」
「よくない!!このノートを後々朱癸が見たときに困るでしょうが!」
「そんときゃそんときだ」
自分には関係ない、とでもいう感じに机に足を乗せたまま漫画を読み続ける。
周りでは一年生たちがあわてているが、朱癸はそれをいつものこと、で済ませてお茶を飲み込む。
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