蒼馬

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『肉や~ガルゥー』 蒼馬は 思わず逃げようとした と、そのとき 『ちょっと待て~!あんたは食べない。人間の肉はまずくて食べたもんじゃない。まぁ、中には大好物で食べるやつもいるけどな』 蒼馬は少し安心したが こんな生き物が 本当にいるんだと 動揺を隠せずにいた。 『あなたは一体何者なんですか?』 とりあえず 質問してみた。 『わしはな昔、人間に飼われていたんだが、いじめられて嫌気がさして飼い主を噛んで逃げたんだ。逃げて食べ物に困って猫を食べてたんだが飼い主に見つかって殺されてしまい、死んでから呪いかわからんがこんな姿になってしもうたんや』 蒼馬は 信じられなかった。 が!!! 実際に 目にしている光景を 間の当たりにして 信じざるを得なかった
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