蒼馬

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蒼馬の首飾りが 光り出したのである。 今日は満月の夜。 月の光をおびた 水晶は 蒼馬の身の危険に 1メートルほどの 剣のように 光、輝いた。 思わず 体をひいたワニ猫は 驚き、動揺している。 ワニ猫 『なんだそれは?』 蒼馬 『これは大切な人からもらった魔除けの水晶。こんなにも光を放つなんて…。さぁこれでもくらいな』 半透明なワニ猫の体に 水晶の光が突き抜けた その瞬間。 辺りは輝き 真っ白になった。 やがて辺りが 見えるようになると キョトンとした顔で ワニ猫は こちらをみていた。
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