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「キャァァ〰!
星時君カッコイイ-!!」
「ナイッシュー!」
溢れんばかりの女子生徒の歓声。
俺は
その歓声に応える様に
手を高く上げ,ガッツポーズ。
「よぅ,見せ付けてくれるな」
不意に
背後から掛けられた声に,
少々息の上がった声で応える。
「先輩のお陰ですよ。
いいアシストでした」
「いや,お前もよく気付いたよ」
「そんな,たまたまですよ」
先輩の言葉に照れて
頭を掻きつつ応え,
湧き出る汗を
ユニフォームの肩口で拭う。
と――
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