『君のために書く小説』

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『君のために書く小説』 寝起きの、ぼーっとしたアタマで。 ぼくは、君のことを考える。 ぼくが撮ったイルミネーションの写真を見て。 君は、とても喜んでくれた。 ぼくが書く小説に。 いつも君は、感想をくれる。 いつの間にか君は。 ぼくにとって、とても大切な存在になっていたんだ。 そんな君に、ぼくが出来ることは一体何だろう? ぼくは、そんなことを考えながら。 ちょっとだけ、はっきりし始めたアタマで。 小説を書き始める。 うん。 君への気持ちを込めながら……。 『君のために書く小説』 了
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