30人が本棚に入れています
本棚に追加
『私…紗希のことが好き。つ…付き合ってください!』
私は紗希の目を見ながら、顔を真っ赤にして言った。
紗希はびっくりしたのか目を見開いている。
5秒間の沈黙の後、普段の優しい目から冷たい目に変わって言った。
『私、女とか無理だから。引くんですけど。』
「えぇ!?」
バサッ
「……あー、びっくりした。またあの夢かぁ。」
私は坂下 智希。
中学の時、女の子に降られちゃった女の子です…
最初のコメントを投稿しよう!