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起きた私は頭をボリボリ掻きながら時計を見た。
時計の短針は9を指していた。
「…9時かぁ。シャワー浴びよーっと。」
さっきの夢のせいか、体は汗でびっしょりだった。
ガチャ
脱衣場に入り、鏡を見たら髪の長い私が映ってた。
「…あ。髪切るの忘れてた。後で美容院行こ」
服を脱いでシャワー室に入ったら、少し膨らんでいる胸が気になった。
「うーん。サラシ巻こうかな。そういえば、サラシって何処に売ってるんだろ?
包帯でいいかな?…包帯でいっか。」
私は長い髪を洗って体も洗い流した後、シャワー室を出て下着を来た。
「…パンツって…やっぱり…。でも持ってないしなぁ。やっぱ買いに行こ。」
そしてジーンズにTシャツも着た私は、ふと思った。
「…なんか独り言が多い気がするなぁ。」
私はカバンは持たずに、財布と鍵だけを持って家を出た。
「まぁいっか。」
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