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第9話:美優を狙う影
移動教室はもちろん、生物担当である龍の所‼
美優はちょっぴり恥ずかしそうにしていた。
そして生物の授業が終わり教室へと向かう美優達‼
美優はまた視線を感じていた。
美優:「春菜‼また視線を感じた」
春菜:「えっ」
春菜が後ろを振り替えるとやっぱり誰も居ません。
春菜:「気のせいだって」美優:「だといいんだけど‥」
美優は、誰かに見られてるような気がして何も集中が出来ないでいた。
そして🏫の帰り道‼
春菜:「じゃあね」
美優:「うん、またね」
春菜と別れ一人で歩いていると、やっぱり誰かが美優の後を追うように着いてきていた。
美優は調べようと走って曲がり角で待つ事にした。
そして手をつかみ‥
美優:「あなたは誰?何で私の後を着いてくるの?」ふと顔を見るとまだ小さい子供でサタンと同じ黒い羽が薄らと見えた。
―悪魔の羽―
アル:「美優様でしゅか?僕アルっていいます。サタン様の相棒でしゅ」
美優:「サタンの相棒‼じゃあさっきから後着けたりしてたのは‥」
アル:「僕でしゅ‥御免なさい」
どうやら美優の後を着けていたのは、サタンの相棒アルだったのだ‼
アルはまだ、子供で悪魔なのに可愛い天使にも見えていた。
サタン:「アル何やっている」
アル:「サタン様‼僕も人間界に降りてきました」
サタン:「とりあえず、🏠に帰るぞ」
そういうとサタンはアルを抱き抱え🏠へと向かった。
美優もその後を追うようにして帰った。
🏠に帰るとサタンは怒っているように見えた。
サタン:「アル‥なぜ、人間界に降りてきた」
アル:「御免なしゃい‥僕、サタン様が心配で‥」
サタン:「アル‥今すぐに帰れ‼ここは、お前の来る所ではない‼それに、ここには天使ノエルだって居るんだぞ‼」
アルはサタンの話を泣きべそをかきながら聞いていた。
美優は、ほっとけず、アルの手を取り‥
美優:「サタン‼いいじゃない‼あんまり攻めたらアルが可愛そうだよ‥」
サタン:「美優‼だが‥」
美優:「私はいいよ‥可愛い弟が出来たみたいで嬉しいもの」
アル:「美優しゃま~」
サタン:「美優がそういうならいいだろう」
アル:「ありがとうございましゅ‥サタン様」
こうして美優の🏠にまた家族が増えました。
これからどんな事が起こるのでしょう。
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