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第5話:悪魔サタンと天使ノエル
この人が天使⁉サタンの敵⁉サタン:「美優を離せ‼くそ天使‼」
ノエル:「美優を悪魔であるあなたに返す訳にはいきません」
サタン:「だったら力付くで美優を返してもらう」
2人は、争い始めた。
美優は、何が何だか分からずに立っているしかなかった。サタンの剣とノエルの剣がぶつかり合い真剣な戦いとなっていった。
美優:「もうやめてぇ~」ふと美優の言葉にノエルの動きが鈍くなりサタンは、ノエルの剣を振りほどいた。
サタン:「美優」
美優:「サタン‼‥どうして‥どうして荒らそうの⁉
なぜ、サタンを狙ってるの」美優は、とっさにサタンをかばうように、ノエルに問い始めた。
ノエル:「悪魔サタンは、天使界にとって邪魔な存在なだけです。俺は、そいつを消さなくてはいけない運命なんです」
美優:「そんなの勝手過ぎるよ‥サタンが何したというの⁉」
ノエル:「俺とサタンは、元々仲間だったんです。
俺は、魔界の人間です。
2人で任務を果たせば天使界へと行けるはずでした。ですがサタンは裏切った‥だから俺は、天使界へと行きサタンを倒すと決めていたんです」
美優:「だからってこんなやり方‥」
サタン:「もういい美優‼ノエルこの決着は後で付ける」
ノエル:「分かりました。必ずあなたを倒します」
そういうとノエルは、消えていった。
サタン:「美優‼もしかしたらあいつ人間界へ下りてくるかもしれない‥見つかっちまったからな‼
ノエルには、気を付けろ‼」美優:「うん‥分かった」あれから1ヶ月が過ぎノエルは、現れず安心していたのもつかの間、嵐は突然やってきた。
先生:「転入生を紹介する皆座ってくれ」
欄:「桐生 欄です。よろしく‼」
美優は、顔をあげ見てみると‥明らかに美優を襲おうとしたノエルの姿だった。
―ノエル‥サタンの言う通り人間界に下りてきた―
次回:ノエルが美優に接近する
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