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坂井悠二 (零時迷子のミステス)                     どこにでもいる平凡な高校生だった…が、御崎市で策謀を巡らせた‘徒’であり‘紅世の王(ぐぜのおう)’フリアグネ一党に‘存在の力(そんざいのちから)’を喰われた。   ‘存在の力’を喰われた者は‘トーチ’と呼ばれ、意欲や存在感を失っていく。 残った‘存在の力’を徐々に薄れさせ、誰にも構われなくなったころにひっそりと消えてしまう。   悠二もそんな中の一人…   しかし、悠二は少し違う。 悠二の中に『零時迷子(れいじまいご)』と呼ばれる永久機関である宝具(ほうぐ)と呼ばれる宝物が入っていた。 宝具を宿した‘トーチ’を‘ミステス’と呼ぶ。 『零時迷子』の力により、毎夜零時に‘存在の力’を回復させることで‘トーチ’でありながら消滅を免れている。           優柔不断❗シャナと吉田一美のどっちかに決めることが中々出来ない…   戦闘においては頭が切れる。 御崎市にいるフレイムヘイズ達の参謀役。 思考が鋭敏になり、誰にも思い付かない作戦を出し、フレイムヘイズ達を幾度となく救う。 シャナにとって、なくてはならない存在…   武器は『吸血鬼(ブルート・ザオガー)』と呼ばれる西洋風、片手用の大剣。
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