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「「どうされたのですか?シャラシル殿下」」
そう新が言うとシャラシル殿下は静かに
「二人の時はシャラでいい。
それにお前が敬語を使うとくすぐったい。」
((俺の方はそういかねぇっつの💢誰かに聞かれたらどうすんだよ💢))
新はそう思いながらもまだシャラと呼べる事が嬉しいのだ。
「「どうした?シャラなんかあったのか…」」
「なんかあったのかは無いだろう、まだわたしは新に祝ってもらってない。それにわたしも新を祝っていないからな。」
「「もう17日は終わってるぜ…」」
たしかに3時を過ぎている。もう18日の朝だ。
((シャラ…少し酔ってるな―))
新は少しふふっと笑うと
「「シャラ、誕生日おめでとう」」
シャラは満足げに
「ありがとう……新…おめでとう…」
そう言いながら二人はベッドの上に座った…
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