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☆結衣side☆
「なんであいつが同じ学校なのよ!!!!」
私は何とか帰宅して早速今日あったことを奈月に愚痴った。
「へぇー。まさか同じ学校で同じクラスになるとはねぇ…それにばっちり猫被ってるとは…」
奈月は暢気に聞き流してるし。
そんな暢気なこと言ってる場合じゃないんだって!!!
「あれは絶対お父さんの差し金よ。藤堂のおじ様も絶対からんでる。じゃなきゃあいつが公立の学校来るわけないもの!!!」
私は断言して奈月が入れてくれた紅茶を一気飲みした。
「確かに旦那様の差し金っていうのはいちりあるわね。でも仕方ないんじゃないの??諦めるしか…」
「はぁ………せっかくの高校生活がぁ…
楽しみにしてたのにぃーーー!!!」
私は座っていたソファに寝転がった。
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