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「………。」
「じゃあナナちゃん、食べ終わったらシュンとお風呂入ってきてね?」
夕飯が食べ終わりそうなときコトミはナナにそう言った。
「おっ…、お風呂は…」
どうやら今でもナナの風呂嫌いは変わっていないようである。
もちろん、それをシュンは許すわけがない。
「じゃ、一緒に寝れないね。」
あっさりとそう言われたナナは
「え!?」
と動揺したが
「2人だけで寝ましょ?シュン」
と、コトミにまでも追い打ちをかけられた。
それにはナナも観念したようで
「ま、前と同じパターンかぁ。わかったもん!入るもん!」
と少し不機嫌そうに答えてみせた。
しかしシュンに
「大丈夫、抱っこして入れてあげよ。」
と優しく言われると
「うん!ご主人様!」
とすぐに笑顔に戻っていた。
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