ハルヒとキョンの祝日

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あっ… あたしが疲れ始めてスピードが落ちていくのに対して、キョンは上がっていく。 差が開く。 立ち止まってはいけないけど、でも…立ち止まってしまう。 「はぁ、はぁ…ちょっとキョン! 少しはあたしの事も考え----」 「何やってんだよ」 顔をあげると、キョンはそこにいてくれて、 「ほら、もうちょっとだぞ」 と、 優しく、でもぎゅっと、手をにぎりしめ走り出した。 。
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