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そして次の日。
俺は相変わらず暇をしていた。
しかし家にいると何かと厄介なので(特に妹が遊ぼうとせがんでうるさいのだ)、どこかに出掛けることにした。
いつもの喫茶店で暇を潰すか。
と、歩きながら考えていると、あっという間にみなれた駅前についた。
いつもはここでハルヒの怒鳴り声が聞こえるが、さすがに今日はその姿はなかった。
いやはや、幸せだね。今日はゆっくり自分の食べたいものを食べて、気晴らしにゲーセンでも行くか……と考えていた辺りで、聞き覚えのある怒鳴り声がきこえた。
幻想か。俺も、重傷だな……。
しかし、それは幻想ではなかった。
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