ハルヒとキョンの祝日

2/8
前へ
/20ページ
次へ
そして次の日。 俺は相変わらず暇をしていた。 しかし家にいると何かと厄介なので(特に妹が遊ぼうとせがんでうるさいのだ)、どこかに出掛けることにした。 いつもの喫茶店で暇を潰すか。 と、歩きながら考えていると、あっという間にみなれた駅前についた。 いつもはここでハルヒの怒鳴り声が聞こえるが、さすがに今日はその姿はなかった。 いやはや、幸せだね。今日はゆっくり自分の食べたいものを食べて、気晴らしにゲーセンでも行くか……と考えていた辺りで、聞き覚えのある怒鳴り声がきこえた。 幻想か。俺も、重傷だな……。 しかし、それは幻想ではなかった。
/20ページ

最初のコメントを投稿しよう!

290人が本棚に入れています
本棚に追加