恋妨害

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自分のクラスのドアを勢いよくあけると 「金丸遅刻ッ☆」 とやけに陽気な声で担任の山岸海渡(ヤマギシカイト)が出席簿にチェックをした 「せんせ~見逃してッ☆」 「無理だな~☆」 「もうッ先生ったらぁ~…鼻の穴にタケノコ詰めるぞコラァッ」 「じゃあ俺はお前のテストの点数を校内放送でながしちゃおッ☆」 「うふふふふ…先生冗談きっつーい☆」 「お前こそなッ!!まぁ早く席につけ」 「はぁ~い!!」 あとで覚悟してねッ せんせ☆ 「琳~どこいってたの~?」 席につくと私の前の席のゆきチャンが話しかけてきた ゆきチャンにバレたらまずい!! 「あ~えっとぉ…ちょっと冥土まで☆」 「楽しかった~?」 あ…つっこんでくれないんだね… 「うん☆」
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