Scene02

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『着いたな。』 魔法学園の正門に着いたようだ。まだ早いらしく学生も少ししか見受けられない。 『これからどうするんだい?』 『学園長室とやらに行く。』 『場所は?』 返答はない。 『主?』 ロックは髪をガシガシとかきながら少し恥ずかしそうに。 『知らないのか?俺の天性の方向オンチを。いや寧ろ学園長室の場所すら知らない。』 『主、照れるのは良いけど、ヤッパリ変態に見えるよ。あとわかんないなら聞きな。』 ロックはむ…。と返すと、周りを見て。 『そうだなとりあえず他の人に聞くか。』
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