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「む…。」
なにやってんのお前的な顔を少女がいた方向に向けるが彼女の姿はもう見えなかった。
『いやぁ朝から面白い物を見れたねぇ。』
彼に顔は無いので笑ってるとかは分からないものの確実に自分の事を馬鹿にされてるのがわかる。
ロックは自分の喉元を指指し
「ここまで来てるんだがな多分名前さえ教えてもらえば。」
『なにを今更
それにしても綺麗な子だったねぇ最近の子は皆あんなんなのかね?』
『そういう話は疎いんだ
俺の女の知り合いなんてルニアぐらいしかいないからな。』
何を言うんだ。と本当にそういう話が苦手なのだろうわかる人にしかわからない位に嫌な顔をする。
『ルニアちゃんかぁ
最近会ってないね。』
ルニアの顔を思い出しているのだろう正直辞めて貰いたいものだ。
『奴も忙しいからな
それよりこの話はもういいだろ?
他人と話すと疲れるだけだこんなに敷地が広いんだ地図位あるだろう。』
他愛のない話を終えるとロックは正門をくぐり校舎へと向かう。
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