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式の閉幕が告げられ、生徒がぞろぞろと教室に帰りだし私もと思い立ち上がる、すると不意に後ろから腰に抱きつかれた。
「…ミリア…やわらかい。」
腰に目をやると鮮やかなピンクの髪を後ろで縛っている少女が抱きついてた。
「マナ駄目でしょう、私達が進まないと、後がつかえますよ。」
軽く注意しマナが離れるのを確認する。
「…ごめ…ミリア…おこる?」
彼女の理性がギリギリの所で止めたが一歩間違えたらお持ち帰りだ。
なんやかんだで教室まで向かい今はSHR中
いつもと変わらない他愛の無い話、横を見るとマナは眠っていて少しの間マナの寝顔を見ていたら彼女もいつの間にか眠っていた。
────うるさい。
眠っていても教室が騒がしくなってる事が分かる。
目を擦りながら頭を起こすと教壇には朝正門で会った少年がいた。
「ロック!?」
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