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放課後になると同時にぞろぞろと生徒がよって来て色々質問を受けたが適当に答えて包囲を抜け出すと扉にミリアとマナが見えた。
や。っと右手を挙げるとマナは右手を挙げて応えてくれたがミリアは少し呆れるように。
「寮に行くわよ、
ジルバ先生が面倒だから任したって言ってて。」
そう言って前を扇動する様に歩き出す。
「悪いな。」
「いいわよ、幼馴染みでしょ?」
────────────────。
「でかいな。」
空いた口が塞がらないとはこの事だろう学園の大きさは前々から把握していたので大して驚きはしなかったが正にあの学園にしてこの寮ありみたいな。うん意味わからん。
「まぁ私も最初驚いたけど5年目だしなれたわね、っていうか。」
ミリアはそう言ってロックの背中におぶさるマナに目をやる。
「…つかれた…ねむ。」
ふぁと眠そうに目を擦るマナ。
「まぁ早めに終わらせましょ。」
そう言って寮に入っていくミリアの後を追う。
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