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ドクン…
ドクン…
…なんだ?
心臓の音が聞こえる。
体中が熱い。
自分が…押さえられない‼
青「うおおおおぉぉっっっ‼」
青葉は咆哮した。
その強烈な咆哮に、全員が一瞬目を背けた。
そして、驚愕した。
目の前にいたのは青葉だったはずだ。
誰もがそう思っていた。
じゃあ、あれは誰だ?
現在目の前に立っている男は
明らかに青葉ではなかった。
漆黒に染まった長い髪。
この世の者とは思えないまがまがしいオーラ。
そして、鋭く輝く銀色の瞳。
そう、その姿は…
詩「銀眼の…魔女?」
詩織がそう呟いた瞬間、青葉は消え、一人の生徒が宙を舞った。
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