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「げっ。お…落合先生……。」
「『げっ。』とは何?鈴木ぃ、夏休みは毎日学校にこいよ?まぁ、午前中だけだ。他のクラスからも各一人ずつくるから。
じゃ、よろしく頼むから!」
「え?ちょっ、ちょっと!センセ……」
先生は俺の呼び掛けにも振り向かずに手をヒラヒラしながら去っていってしまった。
ーポンー
俺の肩にたっちゃんは手をのせながら、『ドンマイ』みたいな顔をしている。
「マジでぇ~?有り得ないんだけど……。」
俺の夏休みは、今までにないくらい最悪な始まりを迎える。
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