壊れゆく日々

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今日も1日が目覚まし時計のけたたましい音とともに始まりを告げた。 この物語の主人公、柴田 勇(しばた いさむ)はこの目覚めの使者のスイッチを止めると、ダルそうに体を起こした。 勇「んあ……朝かぁ~。」 ふぁぁ~っとこれまたダルそうにあくびをひとつすると、まだ覚め切らない目を擦りながら自室の部屋のドアを開け、 階段を使ってリビングへ降りた。 母「おはよう、勇。」 母親が振り向き勇に挨拶をした。 勇「うん…おはよ。」 そう言うと勇は自分の目の前にある朝ご飯である味噌汁をすすった。
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