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自分は物凄く鈍感であり、性の事に関して無知すぎた為の過ちであろう。 プールの時等に関しては何故自分の水着は男子用の水着なんだ?と怒りよりも恥ずかしさを感じていた。 そんな馬鹿鈍感な自分が何故、自分の性別に気付いたのかと言うと、卒業式の後にある1人の女子生徒から告白された事が原因だった。 その生徒は、自分が通っていた中学では一番の美人と言われ、才色兼備な美少女だった。 なんで女である筈の自分が女の子に告白されるんだ?ともう馬鹿という許容範囲を越えた疑問が頭を駆け巡ったのを、今でも昨日の事の様にクッキリと覚えている。
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