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それから数日がたった下校時、家の近くの公園に誰かいるのが見えた。もう日は沈みはじめていた。
俺は気になって公園をのぞくと
青山笑美がブランコにポツンと座っていた。
よく見ると青山笑美は子猫を抱いていた。
そして青山笑美は子猫を優しく撫でながら
「お前も一人ぼっちなの?私といっしょだね。」
って子猫に話しかけていた。
その時、アイツは寂しそうに笑っていた。
それを見て俺はドキッてした。
それが俺がアイツを好きになった瞬間だった。
その時思ったんだ。
アイツの側にいたい。
一緒に笑いたいって。
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