新学期
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「どんなかんじって…見てそのまんまでしょうが。」と有希子は呆れた声で言った。 「あー…はいはい。」京子はとりあえず返事をしておいた。 トロンボーンパートには三人位の新入生。それを部員がマンツーマンで教えている状況だ。 「とにかくね~、京子たちみたいに暇じゃないの~。ごめんね~。」 有希子にそう言われたからにはしょうがないので京子はその教室を後にした。
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