8人が本棚に入れています
本棚に追加
やがて少女は眠りについた。
時刻は0時00分、日付が17日に変わったちょうどその時である。少女の顔を冷たい何かが、かかった。それに気づいた少女は触ってみた...
濡れている。雨漏りでもしたのだろか?
「ワ...キレ.. 」
なにか、かすかに聞こえた。だがハッキリとは聞こえない。気のせいだろう
「ワタシ..キレ..」
気のせいではない!確かにどこかから女性の声がする。
「ワタシッ.キレ.」
ンッッ!?目を開けると、天井から二つの目がこっちを見つめているでわないか。ぶらりとたれ下がった手だけがかろうじてわかった。その手から水がぽたぽたとタレている。
最初のコメントを投稿しよう!